連日のコロナ関連NEWSが世界中で発信されています。
ハピマリの地元、広島県も感染者数が増加しております。
また、我々の沖縄の活動拠点でもある石垣島でもついに感染者の発表がありました。
正直、いつまでこの状況が続くかわかりませんが、一人一人ができる事、ハピマリとしてできる事として、
海外も国内も事業の活動を自粛する!
収束後の活動に向けての準備期間としてスタッフ一同待機しております。
今回の活動自粛では、色々考えさせられる事となりその思いをご報告しておきたいと思います。
①ダイビングポイントについて
ハピマリは広島県福山市の瀬戸内海というフィールドで活動しています。
沖縄や海外に比べると、決してダイビングに恵まれた場所とは言えません。
その為、ファンダイビングツアーや講習ツアーの一部は第二の拠点である石垣島や沖縄本島、海外拠点のタイランド王国で行っております。
また、スピアスクーバフィッシングができるインドネシア・バリ島、そしてその他の様々な有名ダイビングポイントでの業務提携やショップ同士のつながりを作り、ゲストの皆様とその各地ポイントをダイビングだけでなく、食事や遊び、現地との温かい触れ合いを通じて、楽しく思い出に残る有意義なツアーを組む事で、ハピマリの主たる活動にしております。
そういった各地では、観光客や我々ダイバー達は当然お客様として暖かく迎い入れていただき、また現地の観光資源として重要な位置づけになっていると思いますが、逆に観光客やダイバーサイドも、そういった土地を開拓して支えて頂いている現地の方がいてこその訪問が出来る事となります。
そうです、両方がWinWinの関係なのです。
お互いがお互いを大事にするという気持ち・行動が重要だと思っています。
今回のコロナ問題は、
目に見えないウイルスという事だけでなく、感染していても症状が出ない人が多くいて気づかずに周りに感染させるという特性を持っており、そこが一番の問題になっています。
もし私自身が感染していたら? もしゲストの方が感染していたら?
表向きに症状もなく健康に見えても感染しているかどうかは検査しないとわかりません。
そのような状態では、ダイビングに行く方々の健康もさることながら、行った先での感染拡大にもつながる恐れもあります。
そうなれば、お互いがお互いを大事にするという気持ち・行動にはつながりません。
離島に行けばコロナが少ない、田舎にいけば安心だ、ダイビングは3密になっていないので安心だ。
いや、そうではなく、うつらない、うつさない、活動ポイントを大事にする、その為の活動自粛だという事と思っています。
②ダイバーとして、オーナーとして
ハピマリオーナーも元々はいちダイバーでした。
遅咲きのダイビング熱にはまり、好きが過ぎてインストラクターまでなってしまいました。
そして海の楽しさをもっとたくさん知ってもらいたい、海外というグローバルな世界をもっと知ってもらいたい、そして一緒に潜りたいという気持ちから、他のショップさんとは少し色の違うダイビングショップを立ち上げました。
殆どのショップのオーナーさんも同じで、海が好きで、ダイビングが好きで、そしてそのままビジネスとして展開するといった流れだと思います。
ただ、ひとそれぞれ考え方は違います。
・ダイバーとしての考え方、価値観、生き物への尊厳、海での振る舞い、日常での振る舞い
・オーナーとしての考え方、奉仕と利益、趣味とビジネス、スタッフ、ゲストへの思い、福利厚生
今回、ハピマリでは活動自粛(遠隔授業のみ実施)を決めました。
しかし、それがすべて正しいのかどうか?
そこは各オーナーさんの信念に左右されるところであり、色々な環境や決断があると思っております。
ダイバーとしては、海が好きだ、自分が潜る海やその地域を大事にしたい、なのでダイバー自身も活動自粛をしよう!
などがあり、それはあくまでも自分の趣味の範囲、基本生活とは違う部分での思いになると思います。
しかし、ショップオーナーになると、ダイバーとしての思いに加え、
スタッフへの給料も払わないといけない、運営経費の支払いもある、家族の生活費も稼がないといけないなどの資金繰り問題にも直面してきます。
あまりスマートなお話ではありませんが、このお金は重要なファクターです。
それらを総合的に判断して各ショップのオーナーさんは判断され、色々な対応が出ていると思っております。
③最後に
現在、世界中でコロナ対策に全力で立ち向かっております。
タイランドでは感染者数が減少している一方で、日本国内ではどんどん拡大しています。
中国や韓国も第二派がとのNEWSもあります。
インドネシアやミクロネシア、フィリピンなどもまだまだ鎮静化出来ておりません。
コロナ発生前の日常生活に戻れるのはいつになるのでしょうか?
その時はまだ見えないですが、とにかく今は我慢の時です。
ハピマリスタッフ一同、その時を目指して今できる準備など行い、いざ解禁の際は思いっきり海遊びをしていこうと考えています!
皆さんも一緒にこの大変な時期を乗り越えましょう!